2018年10月12日に口座に100万円入れ、18.88円で10万トルコリラを買いました。この時のレバレッジは2倍弱です。
目的は高金利通貨であるトルコリラのスワップを積み重ねていくことです。
スワップが大きいと多少レートが下がっても投資としてはプラスに持って行けると考えたからです。
今はこの狙いが当たっているかどうかの検証途中の4回目となります。
2021年10月22日時点で1106日経ちました。ここでこれまでの振り返りをしたいと思います。
3回目は約1年前であったため、あれから1年経ってどうなっているかを検証します。
まず下のグラフですがこれは為替差益のみの推移を表しています。これは当然のことながらTRY/JPYの値動きです。スタートしてから順調に為替差益が伸びて一時30万円を超えたときもありました。しかしTRY/JPYは長期の下げ基調です。前回は756日時点での報告でしたが残念ながら、その後一時上がった時期もありましたが、下げ基調は継続しています。
先週の終値は11.78円だったので、現時点では為替差益はマイナス71万円です。前回の3回目の報告時点ではレートが大きく急落した後で、12.09円でしたが今回はそれを下回っています。
次に下のグラフですが、これはスワップの合計額の推移を表しています。スワップは基本的に毎日積み重なっていきますのできれいな直線となっています。
スワップは積み重なって合計が70万円に達しました。
スワップの上昇速度は350日、800日あたりを境に3つに分かれていることがわかります。350日を境に1日あたりのスワップが低下したことにより上昇の傾きが緩やかになりましたが、800日あたりから少し上向いています。スワップが頼みの綱なので少しでも増えてくれるのはよいことです。
次に下のグラフですがこれは為替差益とスワップを足したものの推移を表しています。すなわち上2つのグラフを足し合わせたものです。
スタートしてからは為替レートが順調に上昇し、その間にスワップがたまっていったため、途中、為替差損が発生したときもスワップの利益で為替差損を埋めたため、長らくプラスを維持していました。
しかしスワップが減ったことと最近のTRY/JPYの下落が激しいため700日を過ぎたあたりからマイナスに転落してしまいました。
その後、レートの持ち直しで少しプラス方向に行き、ずっとプラスを維持していましたが、先週の急落で300日ぶりにマイナスになりました。
1年前と為替レートはほとんど同じですが、スワップが追加されていったため、合計金額は1年前よりも多くなっています。
今後TRY/JPYがどのように変化するか心配です。
長期の下げ基調となっていますがこのまま継続すると1年後にはどのようなレートになっているのでしょうか。
逆に反転上昇してくれれば、大きな利益となります。
ポジション状況に示したように、強制ロスカットになる為替レートは1.90円です。ポジションを初めて持ったころは9.2円だったので、スワップの蓄積によりずいぶんと下がりました。
現在の11.74円からはまだまだ遠いので、強制ロスカットはよほどのことがない限り避けられそうです。
今のペースで行くと約1年後には、0円になってもロスカットされない状態になります。
すなわち、初めに入金した100万円とスワップの合計がトルコリラ10万通貨の購入金額である188.8万円に到達すると、レバレッジが1倍以下になるので、強制ロスカットはなくなるということです。
現在スワップの合計が70.5万円なので、残りは18万円ほどです。
ポジション状況
為替損益(*1) -710,000円
スワップ損益 +705,610円
損益合計 -4,390円
強制ロスカットになるレート 1.90円
強制ロスカットと無縁になる日(*2)まで後 357日
*買値:18.88円(2018/10/12)、保有通貨数:10万、口座入金額:100万円、クリック365で取引
*1「為替損益」は記事を書いているときに見たクリック365のレートで計算(掲載しているチャートはMetaTraderのものなのでクリック365と少しレートが異なります)
*2「強制ロスカットと無縁になる日」はスワップがたまったことにより、強制ロスカットが起こらない日までの日数
<終わり>
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