FXの海辺
トルコリラのスワップ投資とポンドのスキャルピングの紹介
GBP/JPY

ポンド/円の101勝から200連勝トレード分析をしたら驚きの結果に!

ポンド/円(GBP/JPY)のトレード手法

TwitterでGBP/JPYのトレードを報告しています。
https://twitter.com/fxumibelog

手法は、

「買いのみ、損切なし、1エントリーあたり10pipsを取る」

という簡単なものです。

この原稿を書いている時点では、2018年11月6日にTwitterで報告を開始してからの成績は212勝0敗、獲得pips数は2120pipsです。

長期保有中は、
130円買いポジ   +833pips

+10pipsを取りに行ったが決済できていないポジションは
144.249円買いポジ -592pips
146.341円買いポジ -801pips

です。

今のところ確定したものと保有中を合わせてトータルで+1560pipsです。

「買いのみ、損切なし、1エントリーあたり10pipsを取る」手法はこれまでの自分のトレードの分析によって出来上がりました。

自分が行った1万回のトレードを分析したところ、獲得したpipsの合計は見事に±0でした。そしてスプレッドのマイナス分が積み重なってトータルでマイナスとなっていました。

この1万回のトレードではスキャルピング、デイトレ、スイングなど様々な方法を試しました。エントリーの手法も移動平均線を用いたものなどをはじめ、損小利大を意識したものなどいろいろ試しています。

チャートを見て上がると判断したときは買い、下がると判断したときは売りでエントリーしています。しかし獲得したpipsが±0ということは、正しいと判断して買いや売りを行ったが、結果的には50%しか正解していないということです。どちらに行くかを当てていたつもりが全くそのようになっていませんでした。

これはサイコロを振って買いか売りかを決めたのと同じことです。為替は上に行くか、下に行くかの2つの選択肢しかありません。私のトレードは見事に2分の1の確率にはまっていました。

これまでの膨大なトレードの経験をもとに、今はルールを3つ決めてトレードしています。

ルール1 「損切しない」
上に行くか下に行くかを当てるのをやめる方法にたどり着きました。すなわち損切せずにプラスになるまで待つ方法です。損切しないと反対方向に大きく進行して、大きな含み損を抱える可能性があります。そこでレバレッジを下げる必要があります。

損切りしないため、この方法の欠点はレバレッジを大きくできない点です。

ルール2 「買いのみ」
意図した方向とは逆にレートが行ったとき、ポジションを長期間保有する可能性があります。その場合スワップがプラスのポジションである必要があります。そうでないと保有期間中にどんどんマイナスのスワップが積み重なってしまいます。GBP/JPYは買いのスワップがプラスなので、エントリーは買いのみです。

また、数ある通貨ペアの中でGBP/JPYを選択しているのはスプレッドが小さく、値動きが大きいからです。

ルール3 「+10pipsの利確」
為替は長期で見て上に行く場合も、下に行く場合も細かく上下しています。そこでこの細かい上下を取るために1回の利確を+10pipsにしています。+10pipsの利確はGBP/JPYの値動きとの相性をみて決めています。

101~200勝トレードの分析

Twitterで報告した101~200連勝のトレードについて分析してみました。保有時間と回数について調べたものが下のグラフになります。

GBPJPY101~200勝

5分以内に利確できたのが21回でした。スキャルピングの定義はいろいろあると思いますが、ハイレバで行うスキャルピングでは5分以内に決着をつけたいところです。しかし100回のエントリーの内、21回しか5分以内に決済できなかったので、本当のスキャルピングとしては失敗、すなわち利益がマイナスになっていたのではないかと思います。

0~30分以内に+10pipsの利益が確定できたのが49回でした。30分は5分足で6本分です。30分以内に決済出来ればまずまず方向はあっていたとすると、やはり今回の100勝においてもエントリーの方向があっていたのは約50%ということになります。

100回のうち3回は3か月以上保有しました。最長は267日保有でした。さらに101~200勝期間中にエントリーした2ポジションはいまだに保有中ですので、長期保有の記録は更新中です。これまでのFXにおける最長保有期間は2.5年でした。今保有しているポジションは保有期間の記録を更新するかもしれません。

30分以上の保有はスキャルピングとしては完全に失敗のエントリーです。エントリー後、3か月近くもエントリーしたところに戻ってこなかったので、絶妙のタイミングで間違った方向のエントリーをしたことになります。Twitterでも報告した通り、このポジションを保有している間は含み損を抱えたまま保有を続け、別に新しくエントリーしました。

1~100勝の結果と比較すると驚きの結果だった

下の図は1~100勝と101~200勝のポジション保有時間の比較です。驚いたことにグラフの形がそっくりです。例えば1~100勝の保有時間0-5分の回数が19回であったのに対して101~200勝では21回でした。保有時間30-60分ではともに13回で同じでした。60分以上の保有についても回数としてはよく似ています。

GBP/JPYトレード比較

200回トレードの分析を通してわかるのは、良くも悪くも非常に規則正しくトレードが行われているということです。

このままでは201~300勝の分析しても同じ結果になるはずです。

60分以上の保有回数を減らして、5分までの保有回数を増やす必要があります。

しかし、今までのやり方を変えて勝ちトレードを増やすことができるのでしょうか?

やり方、考え方を変える必要があるのですがやり方がわかりません。

同じルールでやっても人によってグラフの形は変わるはずです。FXに強い人は棒グラフの重心が左よりになっているはずです。

損切りしないのでどのポジションもしぶとく保有してプラスにしていくつもりですが、早く決済出来た方がトレードの回転数が上がり利益を早く積み上げられます。

グラフを左寄りにできる人になりたいです。

まとめ

100勝のトレードのうちエントリーが正解だったのは50%でした。単純に2分の1の確率にはまっていました。

自分のトレードを統計で分析しました。

ポジションの保有時間の分布は1~100勝の時とほとんど同じになりました。自分のトレードの能力が一定であることを示しています。今のままではエントリーポイントは最適とはいえないので考えかとを変えていく必要があります。

<終わり>