こんにちは。
ほとんどの方はトレードするときチャートを見ながらやっていると思います。
皆さんはどんなチャートを使っていますか。
取引しているFX会社のものを使っている方もいると思います。
でも私は昔からMetaTrader4（メタトレーダー4）、略してMT4よばれるものを使用しています。
MT4はロシアのMetaQuotes社が開発した世界的に有名なFX取引ツールです。
私はチャートを見るだけに使っていますがFX会社と契約すればトレードもできます。
またその気になれば自動売買も可能な高度なツールです。
MT4対応の国内FX業者は例えばFOREX.com、楽天MT4などがあります。
さて、MT4にチャートを表示させたとき一番初めは図のようなものです。
黒背景と外国でよく使われる緑のバーチャートだけの本当にシンプルな構成です。
私は下のチャートのように背景を白色にして、バーチャートではなく日本でよく使うロウソク足に変えて使っています。
背景が黒のチャートから私が使っている設定にするには次のようにします。
黒の画面で右クリックすると下のようなメニューが出てきます。
一番下のプロパティをクリックすると
下のような画面がでます。画面の右の色を下の図のように変えれば私が使っているチャートの色の設定になります。
また上で示したチャートのように移動平均線などのいろいろなインジケーターを追加して入れている人も多いと思います。
ここまではよくある設定です。
MT4は縦軸が高値と安値に応じて自動的に変化してしまうため値動きが大きのか、小さいのかよく見ないと分かりません。
私のMT4チャートの特徴は区切りのいいところに目印となる水平線を入れていることです。
下の図でいうと赤の実線や破線、青色の水平線です。赤の実線は1円刻み、破線は0.5円刻み、青線は0.1円刻みです。
インジケーターとかがあればいいんだけれどそのようなものが見つからなかったので自分で水平線を入れています。
水平線の入れ方を順を追って説明すると次のようになります。参考にしてください。
- MT4のメニューの3段目にある横線記号（ － ←マイナスみたいなもの）をクリックして水平線を入れる。
- 水平線をWクリック後、水平線を右クリックしてメニューを出す。（Wクリックすると水平線の両側に□が出ます。この状態で右クリックするとメニューを出せます。）
- 「Horizontal Line プロパティ」をクリックする。
- 色や線を引く価格を目的のものに変える。
- 水平線をもう一度Wクリックして水平線の両側の□を消す。（□が出たままだと簡単に線が動いてしまいます。）
MT4チャートは値動きが大きい時でも小さい時でもいつでも縦一杯にチャートが表示されるため横に書いてある数字をよく見ないと値段の感覚が分かりませんが、上のチャートのように切りのいいところに線を入れておけばよくわかるようになります。
0.1円刻みで線を入れておくと10pips取るのにどの程度動けばいいかすぐにわかります。すなわち激しく動いているときはすぐに決済できそうだとか、値動きが小さいときは決済されるまでに時間がかかりそうとかいったことがチャートから読み取れます。
1時間足とかでは0.1円刻みの青線があると見にくくなるので赤の線だけにしています。
今使っているチャートでは移動平均線も入れています。上のチャートで滑らかにつながっている線が移動平均線です。使っている移動平均線は指数平滑移動平均線（EMA: Exponential Moving Average）です。
移動平均線は他にも計算方法によって単純移動平均線（SMA: Simple Moving Average）、加重移動平均線（WMA:Weighted Moving Average ）、修正移動平均線（MMA: Modified Moving Average）などがあります。少しグラフの形は変わりますがあまり大きな違いはないと思ってます。
平均を取っている期間は、だいだい色は10、赤は21、黄緑色は40です。
階段になっている線は1時間足の移動平均線を5分足に書いたものです。移動平均線の種類はEMA平均をです。取っている期間は、だいだい色は10、赤色は21、青色は75です。マルチタイムの移動平均線を表示させるための23MTF_MovingAverageIGOR.mq4というインジケーターを使っています。
いつからこのような設定にしているかはっきりと覚えていませんがおそらくFXを始めたころからだと思います。当時はいろいろはサイトや本を見て勉強して移動平均線の種類や期間を決めたんだともいます。
でも、たくさん移動平均線は入れているけど今はほとんど見ていません。今のトレードスタイルは移動平均線を見て決めるようなものとは異なるからです。
長い時間のチャートでは線を引く間隔を広げて見やすくしています。移動平均線は表示させません。
下の図は週足の例です。10円刻みで水色の線を引いています。
まとめ
MetaTrader4は縦軸がちょうど区切りのいい値段の設定にならず値段の感覚がつかみずらいため、自分で水平線を追加しています。これで非常に見やすくなったのでトレードしやすいです。
＜終わり＞
